ジャニーズ事務所名変更に激震!「当事者の会」は今何を思う?

ジャニーズ事務所名変更に激震!「当事者の会」は今何を思う?

ジャニー喜多川氏によるジャニーズ 性被害問題により「ジャニーズ事務所」は「SMILE-UP.」に名前変更を余儀なくされ、『ジャニーズWEST』は『WEST.』に名前変更をするなど、大きな騒動となっています。

この騒動の発端であり、渦中の団体といえばジャニーズ性加害問題当事者の会です。会員は全員過去にジャニー喜多川氏による性被害を受けており、命を削る思いで声を上げた団体です。

しかしこの一枚岩と思われているジャニーズ 性加害問題当事者の会が現在どう思っているのか、今後どのように進んでいこうとしているのか、調査・まとめていきます。

目次

ジャニーズ性加害問題当事者の会とは

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」についてそのHPによると

メンバーの主がジャニーズ事務所に所属した経験を持ち、またジャニー喜多川による性被害を被り、その事件を告白・告発したメンバーで立ち上げた有志の任意団体です。

ジャニーズの性加害問題における被害者たちの救済を求めて活動していきます。

■創設:2023年6月26日

■決起:2023年7月9日

■初期:メンバー4人

■現在:メンバー30人(2023年10月末時点、暫定)

とされています。

代表は平木淳也さんです。

一枚岩の当事者の会にも亀裂が

一枚岩となって巨大組織(旧ジャニーズ事務所)との対決姿勢を打ち出していた「当事者の会」ですが、ここにきて亀裂・分断の危機に陥っているようです。

というのも、会員それぞれが目指す方向にズレが生じておりそれによって脱退者もでてきているようです。

平岩幸広氏が10月6日に脱退

1998年から2000年まで旧ジャニーズ事務所に所属し、KinKiKidsやV6のバックダンサーも務めた元ジャニーズJr.の大島幸広氏が10月6日に「当事者の会」から脱退しました。

会とは下記の点において方向性が違っていたようです。

会の目的が金目当てであるとの副代表の発言

「当事者の会」の石丸志門副代表がYouTubeのライブ配信に出演し、「誹謗中傷のなかに『金目当てか』と言われることが多々あった」と前置きした上で、「あえてここで言わせていただきたいのは、お金目当てです」と発言したことが大きな波紋を呼び、大島氏の考えとは大きなズレがあったようです。

この点においては平岩氏だけでなく脱退を決めた多くの方がこの発言でズレを感じたようです。

東山紀之社長、藤島ジュリー景子前社長との面談の雰囲気

10月3日に都内で、東山紀之社長、藤島ジュリー景子前社長らと、「当事者の会」メンバー12人が初めて面会を果たした時の雰囲気も平岩氏が会からの脱退を考えた要因となったようです。

その会の雰囲気が「まるで同窓会みたいな雰囲気だった」としており、まるで対決構造にある2つの団体とは思えないほど、むしろ”東山紀之”と対等に話ができているという状況に満足してしまっている様子だったとのこと。

常にピリピリとした関係である必要はないと思いますが、そこまで砕けてしまうと、追求できるところもできなくなりますよね。

「新会社の利益をまわせ」発言

「当事者の会」は9月16日に最後の要望書をHP上にアップしました。

そこには、「当事者の会」のメンバーを新会社のメンバーと共に事実究明と対話救済の働きを、公正さを持って取り組むことを要望するしています。

さらに当事者の会は「新設されるエージェント会社の利益について、被害者への補償及び救済への充当、ならびに慈善団体への寄付を実施するように求めます」と要望しています。

これに対し平岩氏は「新会社の利益をまわせとか、それは今の段階では言い過ぎです。そもそも、こちらが言うことじゃないですし。」と話しています。

このことに対してネットでは「この機にお金をもらえるだけもらってやろうとする代表・副代表の魂胆が見える」といった声が寄せられていました。

最後に

今回はジャニーズ 性被害問題当事者の会について分裂の危機をまとめてきました。

ジャニーズ 性加害問題については許されるはずのない問題であり、追求されるべき問題、旧ジャニーズ事務所は誠意をもって保証すべき問題です。

ただ、平岩幸広さんがおっしゃるように「新会社のお金を当事者の会へまわせ」というのはまた別の話になるのではいでしょうか。

この事件が当事者の会を含めてどの方向に進んでいくのか、今後も注視していく必要がありそうですね。

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