先月1月末に開催された第62回グラミー賞。
そこで、「最優秀アレンジメント、インストゥルメンタル・アンド・ヴォーカル」
「最優秀アレンジメント インストゥルメンタル/アカペラ」の2冠を制覇した歌手が!
気になりました。
グラミー賞とは?
ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・
アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞。
アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を
創り上げたクリエイターの業績を讃え、
業界全体の振興と支援を目的とする賞。
現在は世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、
テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と
同列に扱われる。
「最優秀アレンジメント、インストゥルメンタル・アンド・ヴォーカル」
「最優秀アレンジメント インストゥルメンタル/アカペラ」は優れたボーカルや、アカペラのアンサンブルのアレンジに送られる部門。
2冠したのは、
ジェイコブ・コリアーさんです。
ジェイコブ・コリアーとは?
生年月日 1994年8月2日
出身地 ロンドン北部、イギリス
イギリスのロンドンに拠点を置く歌手、アレンジャー、作曲家、プロデューサー、
マルチプレイヤー。
ジャズ、ア・カペラ、グルーヴ、フォーク、電子音楽、クラシック音楽、ゴスペル、ソウル、即興演奏の音楽要素を融合する、また、多重録音したハーモニーを頻繁に使用することが特徴。
2011年から多重録音のアカペラと楽器演奏演奏による、いわゆる「全部1人でやってみた動画」を自宅のベッドルームからYouTubeで配信。
2012年 スティーヴィー・ワンダーさんの「くよくよするなよ!」などの人気曲を、
マルチスクリーンレイアウトで構成された個人制作動画でカバーし、YouTubeにアップ。
この動画が話題に。
2016年 クインシー・ジョーンズさんの目に留まり、デビューアルバム『イン・マイ・ルーム』をリリース。
2017年 アルバム曲「Flintstones」と「You And I」の2曲で第59回グラミー賞を受賞。
どんな曲?
今年、「最優秀アレンジメント インストゥルメンタル/アカペラ」賞を受賞したのは、
2019年7月にはアルバム『ジェシー Vol. 2』に収録された『All Night Long』。
日本のラジオ放送「J-WAVE」の番組『SONAR MUSIC』のナビゲーターの
あっこゴリラさんがこの『All Night Long』の素晴らしさを1月30日(木)で放送していた。
「これね、ミュージックビデオがとんでもないんですよ! (中略)ミュージックビデオがいい意味でチープなんです。本当にユーチューバーっぽいというか、それでやっていることが変態的なね(笑)」
更にアルバム『ジェシー Vol. 2』に収録されている『Moon River』が、「最優秀アレンジメント、インストゥルメンタル・アンド・ヴォーカル」を受賞。
この曲は、1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが劇中で歌った曲である。
この曲をアカペラ多重録音で壮大なアレンジにし、ゲストコーラス参加をしている
アーティストが、ハービー・ハンコックさん、クインシー・ジョーンズさん、ジェイミー・カラムさん、ハンス・ジマーさん、スティーヴ・ヴァイさん、クリス・マーティンさん、トム・ミッシュさんと洋楽ファンにはたまらないメンバー。
このことについてあっこゴリラさんは、
「「どういうこと?」みたいな、人脈がヤバい。それぐらい実力がとんでもないということだと思います。」
「すごいよね。気持ちよくて眠ってしまいそうになるんですけど、ずっと聴いているとやっぱり、コーラスワークとかも変態だから(笑)。
すごすぎて笑っちゃうんですよね。「どういうこと? アカペラってこんなに面白いの?」って。(中略) 25歳の青年なんですけど90歳ぐらいの感じが“仙人感”があります。
しかもあんな細い体からこんなに太い声が出るところも、魅力的。
YouTubeから生まれたスターっていうのも、また面白いですよね。この『Moon River』のミュージックビデオはマジで観てほしい。」
と語っています。
現在You Tubeで有名になる時代。
日本では音楽で言えば米津元帥さんが有名ですね。
これからもそんな人がどんどん増えていき、
音楽業界自体変わらなきゃいけない時期になってきているんだなと素人目から感じました。
まとめ
第62回,グラミー賞
「最優秀アレンジメント、インストゥルメンタル・アンド・ヴォーカル」
「最優秀アレンジメント インストゥルメンタル/アカペラ」2冠したのは、
ジェイコブ・コリアーさんでした。
興味がある人はYou Tubeにて。
また3月24日(火)夜10時30分WOWOWライブにて
「第62回グラミー賞授賞式」の模様を放送。