京大こと京都大学といえば、日本では一二を争うほどの頭脳集団の集まり。
しかし、この京大には京大カレー部という、食べ歩くだけではなく、
自らメニューを作り上げてしまう部なのです。
その部が評判を呼び、学内のみならず日本のいろんな場所でイベントとしてカレー屋を出店しているのです!
そんな京大のカレー部。
スパイスカレーレシピは?
黄金比とは?
さらには京大の料理長の店はどこ?
気になりましたのでまとめてみました!
京大カレー部の秘伝のスパイスカレーレシピ
京大のカレーというと材料までこだわり抜いているのではと思ってしまいます。
しかし、スーパーで買える材料で作っています。
佐藤壮之介さんというカレー部部員が作ったチキンカレーこんな感じ。
佐藤壮之介さんのチキンカレー
【材料】
・玉ねぎ大きめ一個…350g
・ホールトマト缶半分弱…150g
・ニンニクひとかけ
・生姜ひとかけ(ニンニクと同量くらい)
・鶏もも肉…300g
・カレー粉…大さじ1
・コリアンダーパウダー…大さじ1(なければカレー粉大さじ1)
・ピーナッツバター…15g
・サラダ油…大さじ3
・食塩…小さじ1/2(3g)
・粒黒胡椒…お好み(今回は10g)
※黒胡椒は、粉でなく、粒からペッパーミルで挽くのがおすすめ。
電動ミルだと挽きやすい。
【作り方】
①玉ねぎを縦に1/4にスライス。
維(い)を断つように切るのが良い。
多少サイズがバラバラでも気にする必要なし。
※維(い)は玉ねぎの筋的なものだと思われます。
②ニンニク、生姜をみじん切り。
③鶏肉に塩を振り、一口大に切る。
皮をつけて切るのがおすすめ。
④トマトやその他調味料も用意。
⑤フライパンにサラダ油を熱し、ニンニク、生姜を中火で炒める。
⑥うっすら色付き良い香りがしてきたら、玉ねぎを最強火で炒める。
焦がさないように木ベラで。
焦げそうになったら、火は弱めず少量の水を。
⑦焼き色が付いたらトマトを入れる。
水分を飛ばしながら、練るように炒める。
⑧一旦火を止めて、食塩、ピーナッツバター、カレー粉、コリアンダーパウダー、胡椒の半量を入れる。
粉っぽさがなくなるまで、焦げないよう注意して1分程度炒める。
カレーの素が完成!
⑨別のフライパンに油を軽くしく。皮目を下に、鳥もも肉を強火で焼く。
⑩鳥もも肉の両面に焼き目がついたら、水350mlを入れる。
沸騰したら弱火で2、3分煮込む。
11.先ほどのカレーの素に、鳥もも肉とスープを加え、3分煮込む。
この間に、残りの黒胡椒も挽き切る。
12.ガラムマサラ(なければ塩でもOK)で味を整え、完成!
佐藤さんの作り方。
他の部員の作りかも秘伝のスパイスのひとつのようです。
いっぺーまーさんカレーのレシピ
【材料】
・豚ばら肉:400g
・にんにく:2片
・しょうが:1片
・玉ねぎ:1個
・カシューナッツ:100g
・セロリ:1本
・細ネギ:1本
・レモン汁:適量
・黒蜜:適量
・シークワーサー:6個前後(量はお好みで。すだちやかぼすで代用可)
調味料(漬け置き)
・紹興酒:大さじ1
・老抽王:大さじ1(なければ燻製醤油か普通の醤油で代用)
・赤味噌:大さじ1
・塩麹(あれば):大さじ2
・みりん:大さじ1/2
パウダースパイス
・クミン:大さじ1
・コリアンダー:大さじ2
・ガラムマサラ:大さじ1
・ターメリック:大さじ1/2
・パプリカパウダー:大さじ4
・フェンネル:大さじ1
・シナモン:小さじ1
ホールスパイス
・カシア:1本
・ブラックペッパー(あらびき):大さじ1ほど
・カルダモン:4粒ほど
・クローブ:6粒ほど
いっぺーまーさんのは本格的なカレーです。
玄人好みかもしれません。
【作り方】
1. 豚ばら肉はフォークで穴を空けて柔らかくし、3時間から1日の間、調味料に漬けおく。
2. にんにく、しょうがはすりおろして、玉ねぎはみじん切りにする。
3. セロリ、カシューナッツ、細ネギをミキサーにかける。
4. 鍋にごま油をしき、にんにく、しょうがを炒めて香りがたったら玉ねぎを入れる。
玉ねぎがヒグマ色になったら一度ミキサーにかけて、3とともにしばらく中火で火を通す。
3と4の作業の間に豚ばら肉を漬けていた液は3に入れ、お好みのアルコール(唐辛子入りの泡盛を使うとより沖縄っぽくなる)で豚ばら肉をフランベして、香りをつける。
5. 4を3の鍋に入れ、しばらく煮込む。
6. パウダースパイスと塩少々と黒蜜少々を入れ、弱火で火を通しながら、ホールスパイスにフライパンで火を通して鍋に入れる。
7. お好みでレモン汁の酸味を加えつつ、
お皿に盛ってからシークワーサーを絞って完成。
材料は多いですがシンプルな作り方。
スパイスが好きな人はいっぺーまーさんのレシピがおすすめかもしれません。
ちなみに黄金比とは?
黄金比とは?
スパイスの黄金比だそうで、
テレビ番組に出演したときは、
・ターメリック 1
・クミン 2
・チリペッパー 3
・コリアンダー 4
といった具合が黄金比率だったようです。
しかし、日々カレーについて邁進している彼ら。
もしかしたらこの黄金比率も変わっているかもしれません。
総料理長の店は?
現在は総料理長かはわかりませんが、総料理長であるソーノスケさんが、
祇園の名物スナック「ぎおんせくめと」で間借り営業しているお店。
「咖喱食堂 印華」
南インドに存在したチェティヤールと呼ばれた商業コミュニティによって築かれた食文化と中華料理。
ふたつの要素が掛け合わさったスパイスカレー屋だそうです。
ちなみにお店は月に一回のみオープン。
毎月第4日曜日のお昼のみお店を開いています。
定番のカレーであるチキンカレーとポークカレー。
それと月替わりの1種類というメニューがあります。
場所は、
〒605-0078 京都府京都市東山区富永町縄手東入る 南側 ユニバース会館 3F3
ここは「ぎおんせくめと」の場所となります。
毎月第4日曜日と書きましたが、忙しくて不定期にオープンしているようです。
インスタでオープン等調べて行くのが良い良いです。
この投稿をInstagramで見る
気になる人はチェックしてみましょう!
まとめ
京大カレー部の秘伝のスパイスカレーレシピは部員によって違うようでした。
黄金比はスパイスのことで・ターメリック 1・クミン 2・チリペッパー 3・コリアンダー4となっていますが変わっているかもしれません。
総料理長の店は不定期で、祇園の名物スナック「ぎおんせくめと」で間借りしてオープンしてるそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!